前回のコラムで紹介した基本のタイルカーペットの貼り方を紹介しましたが
今回は応用編としてデザイン貼りなどを紹介しようと思います。
一般的なオフィスなどでは基本の貼り方がポピュラーなのですが
オフィス内にはクライアントの希望によってさまざまな空間を創りたいという希望が多々あります。
その中で空間に合うカーペットの貼り方をいろいろと提案しております。
*マグネットスペース
コラム内でも紹介しているマグネットスペースを設けたいという依頼は多いです。
スタッフがその場所に行きたくなる空間にする上で床材も併せて提案します。
色合い、柄の変化でスペースの区分けを明確にすることができます。
*導線、通路
デスクなどのない部分、オフィスでいうとスタッフが行き来する導線なども
カーペットの貼り替えなどをすることがあります。
人の導線になるので床材が汚れたり、劣化したりすることがあります。
濃い色のカーペットを利用して汚れを目立たせなくしたり、表面の硬い素材で
床の劣化を緩和することも方法の一つです。
*カフェエリア
最近、増えているオフィス内のカフェエリアでも床の貼替えを常に提案します。
こちらはタイルカーペットとは少し違いますが表面が樹脂タイプの床材の利用が多いです。
コーヒー、軽食などをこぼした際に汚れが拭き取りやすいものが好まれます。
*空間創り
空間を創る上で人が飽きないようよデザインをすることもあります。
スタッフの活性化もそうですが、他関係者が社内訪問などに来たときに
イメージがよいと思われるような空間を創りたい。
その一つとして床の貼替えなども重要なポイントです。
ポイントで色を変えたり、同じ柄で色違いなどを混ぜながら床を構築すると
それだけでもイメージが良くなったりします。
普段はあまり、床を見たりすることはないと思いますが色んな場所で
様々な貼り方をしているので一度、スマートフォンで下を向くだけでなく
立ち止まって床材を見るのもいかがでしょうか。