COLUMN

PROJECT

隠し扉のあるBar Lounge

緊急事態宣言が明け、
徐々に外食をしたりお酒も少しずつ嗜めるようになってきましたね!

 

弊社が事務所を構える恵比寿・代官山付近にも飲食店の改装工事をしていたり、
新しくOPENされているところがちらほら見られます。

 

弊社でも先日、バーラウンジの改装工事を実施し、
そこで「隠し扉」を製作しましたので少しご紹介しようと思います。

 

今回改装工事を実施したバーラウンジでは
客席エリアは天井を除きほぼスケルトンに近い状態まで解体し、内装を新規で構築し直す内容で、
既存トイレに加えてさらに1部屋増設したいという要望を設計の段階でいただいておりました。

 

元々テナント空間が狭いため、間仕切などは最小限に抑えたいことと
明らかにトイレがあるということを避けるために「隠し扉」をご提案いたしました。

 

① ディスプレイ型隠し扉

 

 

扉表面はディスプレイ可能な本棚風に表装を仕上げて製作いたしました。
外開きの隠し扉になるので吊り元側の蝶番を目立たせないよう試行錯誤しました。

 

今回はディスプレイした際の重量も考慮し、スガツネ社のHES3D-160SLという蝶番を採用しました。
こちらの商品を採用することで吊り元側に一切蝶番を見せることなくすっきりとした隠し扉を製作することができました。

 

 

②ミラー型の隠し扉

 

 

扉表面はミラーとサンメントを用いて空間のテイストにあった姿見ミラーに仕上げました。
こちらは内開きとなっており、扉が閉まるときの戸当たりをどのように納めるか検討しました。

 

ミラー型の隠し扉では、枠廻りに金物を埋め込み
その金物が戸当たりの役割を果たすような構造となっています。

 

 

両方合わせるとこんな感じ!

 

 

引き渡し時にもお客様にご満足いただき、私も非常に嬉しかったです!

 

これからもお客様の喜んでもらえるような
モノづくりに励んでいきたいと思います!