近年、LEDの技術進歩で様々な色の照明が選べるようになりました。
光が空間や人に与える影響は大きく、その色よって与える効果も大きく変化します。
適切な光色を選定することで、よりイメージに近い空間の構築が可能になるでしょう。
色の違いと特徴
光色は電球色、温白色、昼光色と大きく3種類分類されます。
電球色・・・暖色系でオレンジっぽく、温かみがある色
昼白色・・・太陽光に近く、自然な明るさの色
昼光色・・・最も白く、少し青みがかって感じる
照明設計の際、空間の目的や特徴を考慮し光色を選定していきます。
電球色・・・落ち着いた雰囲気。リラックスできる空間に提案
*カフェ、レストラン、寝室etc…
昼白色・・・いきいきとした明るさがある空間に提案
*洗面台、キッチン、クローゼット、メイクルームetc…
昼光色・・・作業など細かい部分を確認するための空間などに提案
*オフィス、作業部屋、勉強部屋etc…
個人的な見解ですが、数年前はLEDの照明器具の光源はどの色も同じような色味でしたが、
最近の照明は技術も発達してどの色も雰囲気をしっかりと出せるような光源になっています。
少し高価ですが、高演色とよばれ、自然界の色味を忠実に再現する照明もLEDで再現できるようになりました。
高演色・・・太陽光の波長に近い自然な光
*グラフィックや商品などの、正しい色を確認する作業場や売場などに用いられる。
以上、今回は光の色「光色」に注目しご案内させて頂きました。
みなさんも是非、ご自身の職場やプレイベート空間に合わせて、「光色」をコーディーネートしてみてはいかかでしょうか。