コロナウイルスのパンデミックによる、異様な4月・5月も終わろうとしています。
6月1日より出社、または営業再開という方も多いのではないでしょうか?
そこで緊急事態宣言解除を目前に需要の高まる、オフィスにおける感染症対策のについてご紹介します。
アメリカでは「6 Feet Office」と言われる感染症対策に注力したオフィスのプロトタイプの開発を進めている会社があります。(下写真)
ソーシャルディスタンスを確保した広々したレイアウト設計が、感染症の拡大を防ぎます。
しかし、日本のオフィスの殆どは「島型」と呼ばれる密集したデスクレイアウトの為、
アメリカのようなオフィス構成にすぐにシフトすることは現実的ではありません。
そこで今回は、低コストでオフィスに導入できる感染症防止対策をご紹介します。
1.ドアノブ
オフィスの内の移動で一日何度も触れるドアノブ。
簡単なアタッチメント取り付けるだけで、手のひらで握ることなく腕を使ってドアを開閉できるようになります。
こちらはインシュロックで誰でも簡単に取り付け可能です。
販売サイト:甲子化学工業株式会社 https://www.koushi-chem.co.jp/handsfree/index.html
2.デスクトップパネル
日本の島型デスクレイアウトはまさに「三密」の為、向かいや隣の席の人への飛沫を防止する
デスクトップパネルの需要が急増しております。
インターネットで検索するとアクリルの透明パネルが多くヒットします。
価格帯は¥7,000〜¥10,000/枚程度です。
但し、短期的な導入の場合であればダンボールを使ったもっと安価な商品もあり下記サイトでは¥770/枚(100枚入)で販売されています。
3.一方通行化
一般的にオフィスのメイン動線は人がすれ違うことを想定し、1.2m以上の幅で設計されています。
すごく簡単ですが、このメイン動線に「必ず時計回りで利用する」など一方通行のルールを設けることで
ソーシャルディスタンスを確保できます。動線部の床に簡単な矢印のサインを取付けるとわかりやすいですね。
一人ひとりが責任感をもって感染症対策に取組むに勝るものはありませんが、
比較的簡単に導入できるものも様々ありますので、オフィスの運営サイドからも上述のようなサポートに取り組むことで、
働く人々が少しでも安心して業務に集中できる職場とすることができるのではないでしょうか。