今回はフローリングについてご紹介します!
こちらの写真は、以前弊社で設計させて頂いた
代官山に事務所を構えるデザインチームのオフィスです。
床はオーク材のフローリングですが、よく見るフローリングの
貼り方とは少し違いますよね?
フローリングは材種や塗装色の違いだけではなく、貼り方や
また1枚1枚のサイズ感を変えることで本当に様々な表現が可能です。
こちらの案件で採用したのはNISSIN EX.の「ナラ複合スマートヘリンボーン」という商品。
特にこの床材の接合面を45°にカットしてピタリと貼り合わせる手法を「フレンチヘリンボーン」と呼びます。
通常のヘリンボーン(下写真参照)よりすっきりとシャープな印象を与えることができます。
*(今回使用した床材)ナラ複合スマートヘリンボーン/NISSIN EX.
*(参考写真)ナラ材ヘリンボーン
コンクリートやメタリックな空調吹出口など無骨なテクスチャーを見せながらも
床にフレンチヘリンボーンのフローリングを採用することで、爽やかな印象に仕上がりました。
自然オイルのクリスタルカラー仕上げをセレクト。
オークを本来の色味より若干明るく白っぽく見せることで、より衛生的で清々しい印象としています。
その他にも空間を広く感じて頂くため、あえて一枚一枚が小振りのものを選定しています。
これ以外にもフローリングには多くの貼り方があります。
その中でもフレンチヘリンボーンは一番手間暇のかかるデザインです。
普段、床のデザインを意識することってほんとんどありません。
しかし、床の面積って非常に大きく、その空間の印象を大きく左右します。
みなさんのお気に入りの店舗やカフェの床はどんなデザインか思い出せますか?
自分が無意識に「心地よい」と感じている理由はそこにあるかもしれません。