COLUMN

PROJECT

タイル貼りで雰囲気一新

内装の仕上材には様々なものがありますよね。

ビニールクロスやシート、塗装など様々な仕上材があり、空間を形作っています。 

 

前述したものは仕上材のごく一部に過ぎず、

新しい材料や商品が次々と開発されているため、我々も日々勉強が欠かせません。

 

そんな中でご紹介しようと思うのは「タイル材」です! 

 

タイル材は壁や床など様々なところで使用され、皆さんも1日に1回は必ずと言っていいほど見ているのではないでしょうか?

形・大きさ・デザインが数多く存在し、内装現場で施工されています。 

 

今回はオフィスの受付で使用したタイルと、仕上がりまでの過程をお話します。 

 

使用するのはアドヴァンの「White Experience」というタイルです!

イタリア製の輸入タイルで、6種類のテクスチャーを織り交ぜて施工をしていきます。

 

(出典:https://ebook.wisebook4.jp/html/advancatalog/35564/#200 ADVANカタログより抜粋)

 

タイル施工前の写真がこちら!

タイル施工面の下地は石膏ボードでは強度が足りない恐れがあるため、重さに耐えられるケイカル板で壁を構築していきます。

ちなみに写真の部分は全てタイル貼りとなります!完成が楽しみですね!

 

  

 

タイルの下地が出来上がり、周りの什器の取付が終われば、いよいよタイル工事のスタートです!

 

カウンターや棚板など目地の基準となる部分のレベルを取り、

問題ないことを確認したら、タイルに糊を付け下から上へ順に貼り上げていきます。

※タイルカットなども並行しながら実施していきます。

 

  

 

タイルが貼り終ったら、糊が固まるまで1日程待ち、最後に目地埋めをすればタイル工事の完了です!

その他表装工事などが終わった完成版がこちら!

 

  

 

白を基調としたタイルに、什器は単色系でスッキリとした

スタイリッシュ且つ高級感のある空間へと変えることができたのではないでしょうか! 

 

タイルのテクスチャーが6種類もあるため、

発光サインをタイル面へ取付ける箇所には表面がフラットなものを選び

柄のバランスも見なければならないことが非常に難しかったです。 

 

タイルにも限りがあるため残量とカットを考慮し、

バランス良く且つ美しい見た目となるように

職人さんと相談しながら進めて行くことが大切だなと感じました! 

 

今度はまた違ったタイルをご紹介できればと思います。