日頃からオフィス構築プロジェクトマネジメント・設計の
ご依頼を頂いている企業様の担当者さんより御自宅改装のご相談が有り、
先日1期工事が完了しましたので一部をご紹介致します。
御自宅に伺い足を踏み入れた瞬間に、
ものすごく、インテリア・デザインに敏感で綺麗かつ快適性のある
空間を重要にお考えだとわかるファーストインプレッションでした。
当初は浴室・洗面所・キッチンの気になっているところを
改装したいという内容でしたが、ミーティングをするうちに
どのようにすればよいのか、良い方法は無いものかといった
お悩みの箇所もお話し頂き、寝室・リビング・トイレについても
改装を行うこととなりました。
各箇所についていくつかのパターンをお見せして
ご比較頂きながら、ひとつひとつ順に仕様をお決め頂きました。
トイレの改装内容では、ご希望の仕様ですと少しだけご予算をオーバーしてしまうところだったのですが
お客様の人柄とインテリアデザインを大切にお考え頂いているところ、こだわり・熱意を
ひしひしと感じまして、弊社としても喜んで金額協力をさせて頂く事となりました。
各箇所についてCGパースや写真合成を用いて
完成イメージをお客様と共有しながら仕様決定してゆきますが
実際の施工では、細かいところで様々な違いが発生するものです。
弊社では設計に関わったスタッフが内装工事中の現場にも立会うため、
現場で発生する課題を、常にお客様目線・設計目線で捉え、
最善の完成形となるようにかつスピーディに判断・確認を行うことができます。
例えば、下記は新しくなったトイレになりますが
便器の奥に見えているリフォームタイプセット商品の給水ホースの見栄えが悪く
取り付けた瞬間に、標準ではない部材を使用する方法に改善を決定しました。
リビングのバルコニーに面した壁面には
換気のための通気孔・キッチンの排気レンジフードと連動した給気ファンが密集しており、
お客様としてはいつも目障りに感じていたそうで、なんとかうまく隠す手法はないかを検討し、
いくつかの案のうち脱着式のカバーパネルを造作し周囲と同じ壁紙で同化させる方法を実施することとなりました。
パネルの影に生まれたスペースには、お部屋の雰囲気づくりに役立つ間接照明も仕込まれています。
お客様が心地よく生活をおくれますように。と願いながら
引続き2期工事となっている浴室関係の工事も、
しっかりと対応してゆこうと思っております。