今回はライティングプランに使える便利ツールを紹介します。
空間にはそれぞれ用途があり、その用途によって適切な明るさは変わりますよね。
よく目にするのは次のJIS照明基準です。こちらの表の左側に書かれた「照度」を基準に
照明器具を選定します。
(ただし、JIS基準は必ずしもこれじゃないといけないということではりません。あくまで目安です。)
よし!今回はレストランの客席だから照度200luxになるように照明器具を選定しよう!
、、、、どうやって?
どのくらいのスペックの器具を何灯レイアウトしたら200luxになるのでしょうか?
そこでよく参照しているのが遠藤照明さんのホームページ上にある簡易照度分布ツールです。
ちょっと分かりづらいのですが、製品を品番検索するとその品番の右側にいくつかクリックできるところがあります。
それを次の順番でクリックします。。。
すると「簡易照度分布」というツールが起動します。
ここに計算高さ、部屋の大きさ、均等配当の数量を記入します。
実際は四角い部屋など殆どありませんが、
どんな器具をどのくらいの間隔で何灯配置すればどれぐらいの明るさ(照度)が確保出来るかの目安が得られますので、
最初にこれをやることで勝目器具のスペックと数量の目安をつけることが出来るので非常にスムーズにライティングプランに着手出来ます。
本当に簡易照度計算になりますから、あくまでもおおよそのイメージを掴む程度での使用に留めていますが、
たった5分あれば簡単な検証が出来ますのでとてもおすすめです!
内装設計関連のお仕事をされている方など、ぜひ一度触って見てください。