三浦半島の最南端で昨年9月に着工したプロジェクト。
最初に現地を訪れた時の外観はこんな状態でした。
内陸部での建物は紫外線や大気による劣化で済みますが、
沿岸部ではさらに潮風があります。
その潮風によって外壁は通常より劣化するスピードが速く、
この建物もガラス窓サッシやタイル目地の劣化が目立ち、室内に漏水も。
そこで、建物の外装全体を細部までリフレッシュすることにしました。
外装工事に必須の足場施工では、
強風に耐えられるようにしっかり補強を施します。
紫外線や塩害などから建物を守るために今回採用したのは、
関西ペイントの「アレスダイナミックTOPマイルド」
塗膜劣化の原因物質である「ラジカル」の発生を抑えて
過酷な環境下でも外壁から鉄部まで長期に保護できる製品です。
外装各部位の補修とサッシ工事が完了後に
グレー系塗料を吹き付けて外観の印象もアップグレードしました。
そしてさらに、建物をまるッとガラスコーティングすることに!
ガラスコーティングと言えば自動車の上級グレードのコーティングでお馴染みですが、
船舶や様々な建築で採用されています。
室内からの絶景をお楽しみいただくために
多種多様なガラスコーティング剤の中から、
持続性が良好で極めて透明度が高い希少な製品を選びました。
ガラス面にはカーコーティング同様の作業を行います。
泡状のガラスコーティング剤を外装全体に吹き付けた後に
水を吹き付けることで塗膜の強度がアップし、
太陽光や紫外線などによる変色や劣化にも強く、
更に透明度の高いコーティングが完成します。
いよいよ次回は竣工写真を掲載いたします〜♫